個別指導と聞くと、多くの保護者の方は安心します。
集団授業より質問しやすそう。
子どものペースに合わせてくれそう。
苦手なところまで戻ってくれそう。
学校の課題も見てくれそう。
定期テスト対策もしてくれそう。
高校受験や大学受験にも対応してくれそう。
もちろん、そうした個別指導もあります。
ただ、実際には、個別指導にもいくつかの形があります。
先生一人が、生徒二人から三人を見る形式。
教室長が面談し、実際の授業は別の講師が担当する形式。
学生講師が中心の形式。
教材を順番に進める形式。
学校ワークや塾教材の質問対応が中心の形式。
映像教材や自立型教材と組み合わせる形式。
集団塾の中に個別枠がある形式。
テスト前だけ学校別対策を強める形式。
どの形式にも良さはあります。
ただし、形式だけで選ぶと、あとで
「個別なのに伸びない」
「先生が横にいると解けるのに、一人では解けない」
「授業の日はできるのに、テストでは崩れる」
ということが起こります。
個別指導を選ぶ前に見るべきなのは、
その個別指導が、本人の止まり方まで見てくれるか
です。
個別指導が合う子もいます。
たとえば、次のようなお子さまです。
わからないところを自分で質問できる。
出された宿題を自分で進められる。
解説を聞いたあと、自分で解き直しができる。
教室のペースや教材の流れに乗れる。
担当の先生が多少変わっても混乱しない。
自習室や宿題管理をうまく使える。
定期テスト前にやるべきことをある程度自分で整理できる。
先生がいない時間にも勉強を進められる。
このような子にとって、個別指導は力になります。
特に、苦手単元がはっきりしている子、質問したい内容が明確な子、学校ワークや塾教材を自分で使える子には、個別指導が合うことがあります。
一方で、個別指導でも伸びにくい子がいます。
わからないところを自分で言葉にできない。
先生に聞かれると「大丈夫」と言ってしまう。
説明を聞いた瞬間はわかった気になる。
ヒントがあると解けるが、一人では止まる。
学校ワークが答え写しになっている。
間違い直しが赤写しで終わっている。
問題文を読む前に、何をすればよいかわからなくなる。
テストになると、どの知識を使えばよいかわからない。
先生が変わると、説明の受け取り方が変わって混乱する。
教室では頑張るが、家では動けない。
宿題量に追われて、理解より作業になっている。
親子で勉強の話をするとぶつかる。
この場合、個別指導の形式が悪いというより、
個別指導に乗る前の段階で止まっている
可能性があります。
その子に必要なのは、単に「個別で教えてもらうこと」ではありません。
必要なのは、
どこで止まるのかを見てもらうこと
です。
個別指導でよくあるのが、
「授業中は解けているように見える」
という状態です。
先生が横にいる。
ヒントを出してくれる。
次に何をすればよいか促してくれる。
間違えたらすぐに直してくれる。
解説をしてくれる。
すると、その場では問題が進みます。
しかし、家に帰って一人で解くと止まる。
学校ワークでは手が止まる。
テストでは使えない。
少し問題の形が変わると解けない。
これは、本人が怠けているわけではありません。
先生の補助込みで解けていただけで、自分で動く力にはまだなっていない
ということです。
個別指導で本当に見るべきなのは、
「その場で正解できたか」
ではありません。
大切なのは、
先生がいない状態で、次に何をすればよいか本人がわかっているか
です。
個別指導塾を選ぶとき、保護者の方は面談で説明を受けます。
教室長の説明が丁寧。
受験情報をよく知っている。
カリキュラムを作ってくれる。
テスト対策の話をしてくれる。
本人に合いそうな提案をしてくれる。
それで安心されることも多いと思います。
もちろん、教室長の力は大切です。
ただし、実際にお子さまの横で問題を見るのは、教室長ではなく担当講師であることもあります。
担当講師が毎回同じとは限らない。
講師によって説明の深さが違う。
講師が本人の過去のつまずきを十分に把握していない。
その日の質問対応で終わる。
長期的にどこへ向かっているのか、本人には見えていない。
このようなことが起こると、保護者の方は
「面談ではよさそうだったのに、なぜ伸びないのだろう」
と感じます。
個別指導を選ぶときは、
面談の説明だけでなく、実際の授業で何が起きているか
を見る必要があります。
先生一人に生徒二人・三人の個別指導で起こりやすいこと
個別指導といっても、完全な一対一とは限りません。
先生一人が複数の生徒を見る形式では、先生は順番に生徒を見ます。
一人に説明している間、別の生徒は問題を解く。
丸つけを待つ。
わからないまま手が止まる。
何となく答えを写す。
先生が戻ってきたときには、本人の思考の途中が見えにくい。
この形式が合う子もいます。
自分で進められる子。
わからないところをメモできる子。
待っている時間に別の問題を解ける子。
説明を聞いたあと、自分で解き直せる子。
こういう子には効果があります。
しかし、問題文を読んだ瞬間に止まる子、手が止まった理由を言葉にできない子、間違いを隠してしまう子には、先生が戻ってきたときには大切な場面が過ぎていることがあります。
本当に見たいのは、
止まった瞬間
です。
そこを見ないと、なぜ解けないのかが見えません。
豊橋の中学生にとって、定期テスト対策は大切です。
学校ワーク。
提出物。
小テスト。
範囲表。
内申点。
高校受験。
学校別のテスト対策をしてくれる個別指導に魅力を感じるご家庭も多いと思います。
ただ、学校別テスト対策をしていても点数が取れない子がいます。
なぜか。
学校ワークをやっていても、答えを写している。
提出物は出しているが、中身が頭に入っていない。
間違えた問題を赤で直して終わっている。
テスト範囲を見ても、何から始めればよいかわからない。
覚えるものと理解するものを分けられていない。
テスト前だけ詰め込んで、終わると抜ける。
問題の形が少し変わると対応できない。
この場合、必要なのは学校別対策そのものではなく、
学校ワークや塾教材を、本人が使える形に変えること
です。
定期テスト対策は、範囲をこなすことではありません。
どの問題を取りに行くか。
どの問題は今は深追いしないか。
間違えた問題をどう残すか。
解き直しをどうするか。
提出物を作業で終わらせないにはどうするか。
テスト後に何を確認するか。
ここまで整えて、初めて点数につながります。
高校受験に向けて個別指導を考えるご家庭も多いです。
内申点を上げたい。
定期テストで点を取りたい。
苦手教科を何とかしたい。
志望校に間に合わせたい。
集団塾ではついていけないから個別にしたい。
その判断自体は自然です。
ただ、高校受験対策で大切なのは、受験教材を進めることだけではありません。
中1・中2内容が抜けている。
計算が不安定。
英単語が入っていない。
英文法がつながっていない。
理科・社会が丸暗記で止まっている。
国語の設問が読めていない。
学校ワークの使い方がわかっていない。
この状態で受験対策だけを増やしても、本人は苦しくなります。
高校受験に必要なのは、
志望校から逆算して、どこまで戻るかを決めること
です。
前に進むだけではありません。
必要なところまで戻る。
戻ったうえで、定期テスト、内申点、高校入試につなげる。
そこを見ないまま個別指導で教材だけ進めると、
「通っているのに上がらない」
という状態になりやすいです。
高校生になると、個別指導を受けていても伸びないことがあります。
数学がわからない。
英語の文法が抜けている。
学校の課題が終わらない。
定期テスト前だけ何とかしている。
模試になると点が取れない。
大学受験を考えたいが、何から戻ればよいかわからない。
高校生の場合、今の単元だけを見ても解決しないことがあります。
数学なら、中学の計算、文字式、方程式、関数。
高校数学なら、式の処理、場合分け、グラフ、証明、数列、ベクトル。
英語なら、中学英文法、品詞、文型、時制、関係詞、準動詞、構文。
大学受験なら、単語、文法、英文解釈、長文、記述、過去問への入り方。
高校生ほど、
どこから戻るか
が重要です。
個別指導で今の学校課題だけを進めても、土台が抜けていれば苦しさは残ります。
高校生の学習では、
今やっている単元と、戻るべき単元を同時に見ること
が必要です。
個別指導が、いつの間にか宿題処理の時間になっていることがあります。
学校の宿題を一緒にやる。
塾の宿題を一緒にやる。
わからない問題を聞く。
答え合わせをする。
解説してもらう。
その場では終わる。
これ自体が悪いわけではありません。
学校課題を進めることが必要な時期もあります。
提出物を整えることが大切な場合もあります。
ただ、毎回それだけで終わっているなら注意が必要です。
その子は、次に一人で解けるようになっているのか。
間違えた理由を説明できるようになっているのか。
似た問題に対応できるようになっているのか。
テスト前に自分で動けるようになっているのか。
受験までの道筋が見えているのか。
ここが変わっていないなら、個別指導を受けていても、学力の土台は変わっていないかもしれません。
Thinking Studyでは、豊橋市を中心に、訪問型の家庭教師・学習相談を行っています。
個別指導と家庭教師の違いは、単に場所が教室か家庭かではありません。
家庭教師では、本人が実際に問題へ向かう様子を、その場で見ます。
問題文をどう読んでいるか。
どの言葉で止まるか。
どの式で崩れるか。
どこから答えを写そうとするか。
何をわかったつもりで流しているか。
どの説明なら表情が変わるか。
どこまで戻れば理解がつながるか。
一人で解ける状態になっているか。
宿題を出すなら、本人が意味を理解できているか。
見るのは、正解か不正解だけではありません。
止まり方を見ます。
そして、そこから
どこまで戻るか。
どの教材を使うか。
学校ワークをどう扱うか。
塾と併用するか。
個別指導を続けるか。
家庭教師に切り替えるか。
テストまでに何を優先するか。
受験までに何を捨て、何を取りに行くか。
一つずつ整理していきます。
Thinking Studyは、個別指導を否定するための家庭教師ではありません。
個別指導で伸びる子もいます。
集団塾で伸びる子もいます。
学校別テスト対策が合う子もいます。
大手の安心感が必要なご家庭もあります。
地域の塾の雰囲気が合う子もいます。
ただ、すべての子が同じ形で伸びるわけではありません。
今のお子さまに必要なのは、個別指導かもしれません。
集団塾かもしれません。
家庭教師との併用かもしれません。
一度、家庭で学び方を整えることかもしれません。
不登校・五月雨登校・起立性調節障害・昼夜逆転などの場合は、通塾以前に、学習に向かえる時間帯から考えた方がよいかもしれません。
発達特性・グレーゾーン傾向がある場合は、問題文の読み方やテスト形式への慣れから整えた方がよいかもしれません。
大切なのは、
個別指導が良いか悪いかではなく、今のお子さまに合っているか
です。
豊橋で個別指導塾を探している。
個別指導に通っているが成績が上がらない。
先生が横にいると解けるが、一人では解けない。
個別指導の宿題が作業になっている。
学校ワークをやっているのに定期テストで点が取れない。
学校別テスト対策をしているのに内申点につながらない。
高校受験に向けて個別指導でよいのか不安。
高校生になって数学・英語が止まっている。
大学受験に向けて基礎から立て直したい。
集団塾から個別指導に変えたが、あまり変化がない。
個別指導から家庭教師に変えるか迷っている。
塾と家庭教師の併用を考えている。
中学受験や中高一貫校のペースが合っていない。
不登校・五月雨登校で通塾が難しい。
起立性調節障害・昼夜逆転で教室の時間に合わせにくい。
発達特性・グレーゾーン傾向があり、一般的な個別指導が合いにくい。
親子で勉強の話をするとぶつかる。
今の個別指導が本当に合っているか、第三者に見てほしい。