右側は家庭での確認の例であり、学校の採点基準そのものではありません。各観点の評価材料や総括の方法は、学校・教科の説明を確認してください。
「テストが知識・技能、提出物が主体的な態度」と固定することもできません。一つのテストや課題から、複数の観点を見ている場合があります。
基本問題は取れていても、説明や資料を使う問題で失点している場合があります。答案に観点別の得点が示されていれば、合計点と分けて見ます。
表示がない場合は、家庭だけで観点を決めつけず、学校へ確認します。学習面では、覚えていなかったのか、知識を使えなかったのか、問いの意味を取り違えたのかを分けます。
定期テスト直前には覚えられても、日常の小テストでは思い出せないことがあります。定期テスト以外の結果も集めると、定着が安定しているかを確かめられます。
どの結果が評価に使われたかは、教科担当の先生の説明と照らします。
答えは合っていても、根拠や途中式を求められているのに省いている場合があります。
必要なのは、長く書くことではありません。設問で求められた条件を満たし、考えたことが伝わる形にすることです。数学なら式のつながり、国語なら本文の根拠、理科なら結果と理由の関係を確かめます。
得意な教科でも、指定された直しを省いたり、説明問題を空欄にしたりしていることがあります。まず、学校の指示と提出物の状態を照らします。
きれいに飾ることより、どこを間違え、どう確認したかが分かり、本人が見直せることを大切にします。
提出物を出しても内申点が上がらないときの見直し方
「難しかった」「次は頑張る」だけでは、何を変えるのかが本人にも分からないままになります。
例えば、「資料の数値は読めたが、二つの資料を比べて説明できなかった。次は共通点と違いを分けて書く」とすれば、確認する内容が具体的になります。
これは学び方の例です。評価されそうな文章を大人が作り、本人に写させる必要はありません。
人前で発言することが苦手でも、理解していないとは限りません。反対に、よく発言することだけで、十分に学べているとも決まりません。
発表などが課題になっていて難しさがある場合は、その課題で求められる学習内容と、利用できる支援や表し方を学校へ相談します。別の方法なら必ず同じ評価になる、と家庭側で決めることはできません。
7.「テストは取れている」が主要5教科だけの話になっていないか
一教科の評定が気になる場合と、9教科合計が伸びない場合は分けて考えます。合計を見るときは、音楽・美術・保健体育・技術・家庭も確認します。
実技の得意不得意だけで予想せず、課題の条件、レポート、筆記テストなど、学校から示された内容を整理します。
通知表に疑問が残る場合、説明を求めて構いません。「もっと頑張る」だけでは、次の学習を変えにくいためです。
今回の評価は、どの期間の、どのテストや課題に基づいていますか。
観点別評価で、まだ十分でなかったのはどの部分ですか。
答案や提出物の中で、改善するとよい箇所を教えていただけますか。
次の単元で、本人は何を意識して取り組めばよいですか。
記録や提出の扱いに食い違いがあれば、その事実も確認します。教科担当の先生の説明だけでは分からない点が残る場合は、担任や学年の先生へ相談できます。
本人が一人で質問しにくいときは、保護者が確認したいことを一緒に整理しても構いません。
評定の数字だけを目標にすると、「あと何点取ればよいか」という話で止まりがちです。
まず、改善したい教科の観点別評価と、学校からの説明を確認します。そのうえで、記述の空欄を減らす、基本問題を日を空けても解けるようにする、課題の指示に沿って説明するといった目標へ置き換えます。
行動を変えれば必ず評定が一つ上がるわけではありません。評定を決めるのは学校です。ただ、次の小テストや課題で何が変わったかは、通知表が出る前にも確かめられます。
テストで取れた点数や、できるようになったことは、それ自体として認めてよいものです。通知表が変わらなかったからといって、勉強の成果までなかったことにはなりません。
「こんなに頑張ったのに」と感じたときこそ、できていることと、次に確かめることを分けます。本人の説明も聞き、家での見え方と学校での取り組みに違いがないかを整理しましょう。
A・B・Cの組み合わせから、評定を計算できますか。
学校の総括方法を確認せず、外部の換算表だけで確定することはできません。予想と違う場合は、学校が示した評価方法と実際の評価材料を確認してください。
回数だけを目標にする必要はありません。理解したことを表す、分からない部分を確認する、助言を次に生かすなど、学習の中身を考えます。
テストで点数が取れているなら、勉強方法は変えなくてよいですか。
できている方法まで変える必要はありません。一方、直前にはできても後で忘れる、記述だけ止まるなどの課題があれば、その部分に必要な練習を加えます。
学校の評価材料をすべて確認できるわけではないため、外部から断定はできません。答案や教材から学習上の課題を整理し、学校へ確認したい点と、家庭で改善できる点を分けます。
Thinking Studyでは、通知表の数字だけでなく、答案、学校ワーク、実際の解き方を見ながら相談を進めます。確認した内容は、同じ家庭教師が指導へつなげます。
原因を整理したあと、次の学習をどう進めるかは、豊川市の内申点アップに向けた確認と対策をご覧ください。
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