この表だけで原因を決めるものではありません。前の単元の理解が不十分なうえに、課題量も多いというように、いくつかの事情が重なっている場合もあります。
まずは気になる教科を一つ、直近の答案を一枚選ぶところからで構いません。ご家庭だけですべてを判断する必要はありません。
課題に取りかかること自体が難しい場合は、家で勉強しない中学生の家庭学習・宿題の進め方をご覧ください。
例えば、数学の文章題が白紙だった場合でも、理由は一つではありません。
問題文の意味が取れなかったのか。何を文字にするか決められなかったのか。式は考えられたのに、計算で止まったのか。時間が足りず、その問題まで進めなかったのか。
必要な対策は、それぞれ違います。
指導では、答案を見たあと、同じ分野の問題に取り組む様子も確認します。最初から解き方を説明せず、どこまで自分で考えられるかを見ます。止まったところで、問題の言葉や条件を一緒に整理し、必要な説明を加えます。
そのあとに、助けがなくても進められるかを確かめます。説明を聞いた直後だけでなく、次の指導や別の問題でも確認していきます。
英語も同じです。単語が分からないのか、主語と動詞をつかめないのか、英文は読めても設問の根拠を探せないのか。「英語が苦手」でまとめず、戻るところを分けます。
保護者の方が毎晩テストをしたり、解き方を教え直したりする必要はありません。家庭では見分けにくい部分を、実際の学習から一緒に確認します。
同じ教材を繰り返すこと自体を、やめる必要はありません。ただし、何周したかだけでは、テストでも解ける状態になったかは分かりません。
解答を見ながら埋めた問題と、何も見ずに解けた問題を区別します。間違えた問題は、解説を読んだあとに閉じて試し、別の日にも戻ります。
同じ問題なら解けるのに、少し変わると止まる場合は、問題の数字や言い回しではなく、どの条件からその方法を選んだかを確認します。
例えば、方程式の文章題なら「この形の問題だから、この式」と覚えるだけでなく、何と何が等しいのかを考えます。式の意味が曖昧なままなら、周回数を増やす前にそこへ戻ります。
見たい変化は、「三周終わった」だけではなく、「前は解答を見た問題を、今日は一人で解けた」「別の聞かれ方でも式を作れた」といった中身です。
点数がすぐに動いていなくても、以前は白紙だった問題に途中式が書けるようになった、翌日にも解ける問題が増えた、といった変化が見えることがあります。
本人が質問しやすく、先生も答案を見て次の課題を具体的に示してくれるなら、今の塾を生かしながら進める方法を考えます。
一回の合計点だけで結論を出さず、テストの範囲や難しさと、本人ができるようになった内容を合わせて見ます。
得意教科の授業や受験情報、自習できる環境など、今の塾で得られているものは残せます。
一方で、数学だけ前の単元に戻りたい、学校ワークの解き直しを見てほしい、説明のあと一人で解くところを確認してほしいという場合は、その部分を家庭教師が補う方法があります。
塾と家庭教師で同じ説明や宿題を重ねず、どちらで何を扱うかを決めます。
分からない内容が積み重なっている。質問できない状態が続いている。宿題を終えるために答えを書き写している。通塾日が多く、復習や休む時間が残らない。
こうした場合は、授業数、受講科目、教材、進度について塾へ相談します。調整が難しいときには、塾を変えることも選択肢になります。
「集団」「個別」「自立型」という名称だけでなく、本人に必要な説明、練習、質問への対応が受けられるかで考えます。本人の負担が強いときに、次のテストまで無理に待つ必要はありません。
成績表だけでなく、できれば答案と使っている教材を見ながら相談します。
この答案では、どの問題から優先して直すとよいですか。
授業ではできても、宿題で止まる問題をどう確認すればよいですか。
前の単元へ戻る必要がある場合、授業や宿題で対応できますか。
学校ワークと塾の課題が重なる時期は、何を優先すればよいですか。
次のテストまでに、何が一人でできる状態を目指しますか。
全部を一度に尋ねなくても構いません。いちばん気になる問題から話し、「次に使う教材」「取り組む範囲」「できたかを確認する時期」まで具体的にできると、家庭でも動きやすくなります。
中学生は、学校のテストと内申点へのつながりも確認します
塾の教材が進んでいても、学校のテスト範囲を十分に復習できているとは限りません。学校ワーク、授業プリント、塾の宿題を並べ、次のテストに必要な内容を確認します。
同じ内容の問題をいくつも抱えているなら、使う教材を絞れるか相談します。一方で、学校で指定された課題や提出期限は、勝手に省かず確認する必要があります。
提出には間に合うものの、答えを写して終わる、解き直す時間が残らないという場合は、学校ワーク・提出物の見直し方をご覧ください。
点数が上がっても通知表が変わらない場合は、通塾時間を増やす前に、観点別評価と学校の評価方法を確かめます。確認する順番は、豊川市の内申点アップに向けた通知表・テスト・提出物の見直しにまとめています。
教科指導や高校受験を含むご案内は、豊川市の中学生向け家庭教師をご覧ください。
学校の例題が解けず定期テストで困っている場合と、定期テストは取れるのに模試の初見問題で止まる場合では、優先する学習が違います。
前者では、教科書や学校教材の基本に戻ります。後者では、覚えた知識から必要なものを選び、条件に合わせて使えるかを確認します。学校課題、塾教材、受験用の問題集を全部同じように進める前に、今の目的に合う使い方を整理します。
学校の進度、進級・卒業、大学受験を含むご案内は、豊川市の高校生向け家庭教師をご覧ください。
Thinking Studyでは、まず学校と塾で使っている教材を確認します。新しい問題集を増やすことから始めるのではなく、今の教材で何ができ、どこに助けが必要かを見ます。
指導では、問題文の読み方、最初に書いた式や言葉、手が止まったところを確認します。必要な説明をしたあと、本人が考える時間を取り、一人で進められる範囲を広げていきます。
次の指導までに使う教材と範囲も、塾や学校の予定を踏まえて決めます。保護者の方には、できたこと、まだ助けが必要なこと、次に取り組むことをお伝えします。
30年以上・600人以上の指導経験を持つ同じ家庭教師が、相談から面談、実際の指導、保護者の方への報告まで担当します。
対応する学年や学習相談の全体像は、豊川市の家庭教師についてをご覧ください。
直近の定期テストや模試の問題・答案
学校と塾で使っている教材、宿題、ノート
中学生は通知表とテスト範囲表
一週間の通塾日や、家庭で勉強できる時間の目安
すべてそろえる必要はありません。まずは気になる教科の答案や教材からで構いません。
「本人は分かっていると言うけれど、家では解けない」「どの教材を見せればよいか分からない」という段階でも相談できます。
つまずいている内容、戻る必要がある範囲、学習時間、テストまでの日数によって異なり、一律にはお約束できません。点数だけでなく、一人で解ける問題が増えたか、同じ失点が減ったかを途中で確認し、必要に応じて進め方を調整します。
相談できます。今の塾で扱う内容と家庭教師が補う内容を分け、必要な教科、回数、時間を確認します。すべての科目や教材を切り替える必要はありません。
可能です。答案や教材、家庭での様子から整理します。ただし、本人が実際に解くところを見なければ分からないこともあるため、資料から分かることと、あとで確認することを分けます。
まずは学校と塾の教材、ご家庭にある問題集を確認します。追加が必要な場合は、目的と費用を事前に相談します。
初回相談では、困っていることと希望する指導内容を伺い、対応できる内容、訪問日時、料金・交通費などを確認します。その場で指導開始を決める必要はありません。
お問い合わせ・初回相談の流れ
継続指導への入会を前提とせず、答案や教材を詳しく見ながら、学習方針や塾の使い方を整理したい場合は、有料の学習相談・学習セカンドオピニオンをご利用いただけます。
今の塾を続ける結論でも構いません。ご家庭が次の選択をするために、できていること、見直すこと、学校や塾へ確認することを分けます。
有料の学習相談・学習セカンドオピニオンについて
料金や交通費、相談に関する条件は、料金ページでご確認ください。
LINEまたはフォームの案内に沿って、学年、お住まいの地域、現在いちばん困っていることをお知らせください。学校名や詳しい成績を、最初からすべて整理する必要はありません。