学校名や教材名だけで、指導方法を決めることはありません。
同じ学校、同じ学年、同じ教材を使っていても、止まっている理由は一人ひとり違うからです。
中高一貫校の勉強は、ただ「難しい」のではありません
中高一貫校では、公立中学校とは異なる順番や速度で授業が進むことがあります。
数学では、中学内容と高校内容の境目を意識せず、代数と幾何を並行して進める学校があります。
英語では、単語、文法、本文、音読、暗唱、課題が同時に進みます。
理科では、中学生の段階から高校内容へ踏み込む場合があります。
学校独自の問題集やプリントが多く、市販教材だけでは定期テストの範囲を十分にカバーできないこともあります。
そのため、中高一貫校の生徒に必要なのは、単純な先取り学習だけではありません。
学校で今どこを習っているか
どの教材がテストへ出るか
どこまで理解できているか
どの課題を優先するか
前の単元へ戻る必要があるか
大学受験へつながる部分はどこか
これらを整理する必要があります。
学校の授業より先へ進めばよいとは限りません。
反対に、分からない部分をすべて最初からやり直せばよいとも限りません。
限られた時間の中で、どこを戻り、どこを学校と並行し、どこを先へ進めるかを判断します。
中学受験に合格したあと、勉強が止まることがあります
中学受験では、塾の時間割、宿題、模試、親御さんの声かけなど、外側から学習の流れが作られています。
ところが、中学校へ入学すると、急に本人へ任される部分が増えます。
宿題は出ている。
テスト範囲も知らされている。
教材も手元にある。
それでも、何から始めればよいか分からない。
提出日が近づいてから、一気に答えを写す。
授業中には分かったつもりでも、テスト前には何も残っていない。
テストの点数が下がると、勉強そのものを避けるようになる。
これは、能力がなくなったわけではありません。
中学受験の勉強から、中高一貫校での勉強へ切り替えられていない可能性があります。
中学受験で使っていた方法を全部捨てる必要はありません。
ただし、誰かが決めた宿題をこなす学習から、自分で優先順位を考える学習へ、少しずつ移る必要があります。
家庭教師がすべてを管理して動かすのではなく、本人が自分で判断できる部分を増やしていきます。
同じ学校へ通う兄弟でも、性格、得意教科、失敗への反応、疲れ方は違います。
説明を聞けば理解できるけれど、演習量が足りない子。
計算はできるけれど、式の意味を理解していない子。
単語は覚えているけれど、英文の構造が取れない子。
学校の課題を丁寧にやりすぎて、時間が足りなくなる子。
間違えることが怖くて、答えを見るまで手を動かせない子。
質問できる場所があっても、何を質問すればよいか分からない子。
定期テストの点数は取れるけれど、大学受験で使える理解になっていない子。
同じ「成績が下がった」という状態でも、理由は異なります。
そのため、最初から一つの勉強法を当てはめることはしません。
まず、実際に問題を解く様子を見ます。
どこで手が止まるのか。
問題文のどこを読んでいるのか。
ノートをどのように使っているのか。
間違えたあと、何をしているのか。
本人の考えを聞き、必要なところから組み直します。
思い出す練習。
時間を空けた復習。
反復演習。
解き直し。
自分の言葉で説明すること。
学習計画を作ること。
どれも、必要に応じて使います。
しかし、方法の名前を掲げれば、子どもが自動的に学べるようになるわけではありません。
まだ理解できていない子に、思い出す練習だけを繰り返しても進みません。
演習量が必要な子に、説明ばかり続けても自分で解けるようにはなりません。
課題が多すぎて動けない子に、さらに細かな管理表を増やすと、余計に止まる場合もあります。
反対に、説明を聞きすぎて受け身になっている子には、少し待ち、自分で考える時間を作ったほうがよいことがあります。
大切なのは、
どの方法が正しいかではなく、今この子に何が必要か
です。
理論は、子どもを見るための道具です。
子どもを理論へ押し込むための枠ではありません。
私は、特定の学習法に忠実に指導することはできません。
うまくいかなければ、説明の角度を変えます。
教材を変えます。
問題を小さく分けます。
前の単元へ戻ります。
一度先へ進みます。
話し始めるまで待つこともあります。
理論に忠実であることより、目の前の子の反応に忠実でありたいと考えています。
体系数学などを使う学校では、一般的な公立中学校とは単元の順番や進度が異なります。
代数と幾何が並行して進み、気づかないうちに前の内容が現在の単元へつながっていることがあります。
例えば、方程式だけを復習しても、その前に必要な正負の数、文字式、分数計算が不安定なら、また止まります。
図形の証明で困っているように見えても、実際には、
条件を図へ書き込めない
仮定と結論を区別できない
使える定理を選べない
日本語で理由を説明できない
証明の型だけを暗記している
ことがあります。
Thinking Studyでは、答えを出すだけでなく、途中で何を考えたのかを確認します。
体系数学の例題・演習問題
学校独自の問題集やプリント
代数・幾何の理解
計算途中の書き方
方程式・関数・図形・確率
証明問題
定期テストの解き直し
小テストや追試
高校数学への接続
大学受験で使える理解になっているか
学校の授業に追いつくことが最優先の場合もあれば、一度前の単元へ戻ったほうが早い場合もあります。
答案、ノート、教材を見ながら判断します。
NEW TREASUREやPROGRESSなどを使う学校では、単語、文法、本文、音読、英作文が同時に進みます。
学校から渡された教材だけでも量が多く、何をどこまで覚えればよいか分からなくなることがあります。
単語帳を何度も眺めている。
本文を日本語訳だけで覚えている。
文法問題の答えは合うけれど、なぜその形になるのか説明できない。
学校の本文なら読めるけれど、初めて見る英文になると読めない。
この状態では、定期テストを何とか乗り切れても、高校段階や大学受験で苦しくなります。
単語を覚える時間と、英文を読む時間は分けます。
文法を学ぶときも、用語を覚えることだけで終わらせず、実際の英文でどのように使われるかを確認します。
学校の定期テストへ対応しながら、初めて見る英文にも使える力を育てます。
中高一貫校では、中学生のうちから高校内容へつながる理科を扱うことがあります。
高校へ進むと、物理や化学で急に計算量と抽象度が上がります。
公式を覚えているのに、どれを使えばよいか分からない。
化学反応式は書けるけれど、物質量の計算で止まる。
物理の図を描かず、数字だけを式へ入れてしまう。
このような場合には、公式の暗記を増やす前に、
何が起きているか
何が分かっているか
何を求めるか
図や表にどう整理するか
単位がどうなっているか
を確認します。
中学生の学校補習から、高校の物理・化学、大学受験準備までつなげて指導できます。
中高一貫校では、周囲にも学力の高い生徒が多く、中学受験時より順位が下がることがあります。
順位が下がったからといって、すぐに能力不足と判断する必要はありません。
ただし、
平均点との差が広がっている
赤点や追試が増えている
課題を提出できない
答えを写すことが増えた
学校を休むことが増えた
特定の教科を避けている
本人が成績の話を拒む
定期テスト前だけ徹夜している
という状態が続いている場合は、早めに原因を確認したほうがよいことがあります。
点数だけでなく、答案、途中式、空欄、時間配分、課題の進み方を見ます。
定期テストの点数を上げることは大切です。
しかし、答えを一時的に覚えて点数だけを取っても、その先でまた苦しくなります。
目の前の定期テストと、高校・大学受験の両方を見ながら進めます。
中高一貫校では、学校の課題量が多いことがあります。
全部を完璧にやろうとして、何も終わらない。
提出日直前に答えを写す。
分からない問題へ時間をかけすぎる。
簡単な問題だけ繰り返して、必要な問題へ進めない。
こうした状態では、課題が学習ではなく、提出するための作業になります。
家庭教師の授業では、課題を代わりに終わらせることはしません。
今すぐ取り組む問題
一人で解ける問題
一緒に考える問題
先生へ質問する問題
後で戻る問題
に分けます。
全部を同じ重さで扱わないことも必要です。
ただし、簡単に課題を捨てるのではなく、学校がその課題を出している意味も考えます。
中高一貫校では、高校受験がないため、中学3年生で一度立ち止まる機会が少なくなります。
そのまま高校内容へ入り、気づいたときには数学や英語の抜けが大きくなっていることがあります。
Thinking Studyでは、中学校の定期テストだけで指導を区切りません。
高校内容へ進める状態か
大学受験で必要になる単元は何か
学校の進度と受験勉強をどう分けるか
内部進学か外部受験か
推薦・総合型・一般入試のどれを考えるか
共通テストや記述試験へどうつなげるか
を学年に応じて考えます。
中学生のうちから大学受験問題を大量に解かせるという意味ではありません。
現在の学習が、その先へつながる形になっているかを見ます。
中学生・高校生がAIを使うこと自体を、一律に禁止するつもりはありません。
今後は、AIを使わずに生きていくことのほうが難しくなります。
ただし、答えをそのまま写すだけでは、学習にはなりません。
AIへ、
別の説明をさせる
自分の途中式を確認させる
分からない用語を質問する
似た問題を作らせる
自分の説明の不足を指摘させる
答えが本当に正しいか検証する
という使い方もできます。
AIが出した答えを信じるのではなく、教科書、学校教材、自分の計算と照らして確かめます。
AIに使われる人ではなく、仕組みを理解し、必要な場面で使える人になってほしいと考えています。
桜丘中学校・高等学校、海陽中等教育学校、東海中学校・高等学校、滝中学校・高等学校、南山中学校・高等学校など、愛知県内の中高一貫校へ通う生徒の学習をご相談いただけます。
学校名だけで対応の可否を決めるのではなく、実際に使用している教材、コース、進度、定期テスト、現在の理解度を確認します。
豊川市から名古屋方面へ通学している場合、通学時間が長く、平日の家庭学習時間を取りにくいことがあります。
帰宅後の限られた時間で何をするかを整理し、休日へ回す内容と分けます。
寮のある学校や県外の中高一貫校へ通っている場合には、帰省中の短期指導、オンラインでの学習相談、長期休暇中の学び直しも内容によって対応します。
塾をやめてから家庭教師へ切り替える必要はありません。
塾で大学受験対策を進めながら、家庭教師が学校課題や定期テストを支える方法もあります。
反対に、学校の授業を家庭教師と整理し、塾では演習量を確保する方法もあります。
大切なのは、塾と家庭教師のどちらが優れているかではありません。
それぞれの役割が重なりすぎていないか。
教材が増えすぎていないか。
本人が実際に使いこなせているか。
そこを確認します。
現在の塾を続けたほうがよいと判断した場合には、そのようにお伝えします。
家庭教師への入会を前提としない学習セカンドオピニオンもご相談いただけます。
中学受験合格後に成績が下がってきた
中高一貫校の授業進度についていけない
体系数学やNEW TREASUREを見られる家庭教師を探している
学校の課題が多く、家庭学習が回らない
塾へ通っているが、学校の定期テストが上がらない
答えを写すことが増えている
本人が質問できず、分からない部分を隠してしまう
数学や英語を前の単元から見直したい
高校内容や大学受験まで続けて見てほしい
一つの学習法を押しつけず、反応を見ながら変えてほしい
営業担当ではなく、実際に指導する家庭教師と直接話したい
反対に、決められた方法を全員へ同じように適用してほしい場合や、家庭教師が細かく管理し続けなければ勉強しない状態を長く維持したい場合には、Thinking Studyの指導が合わない可能性があります。
これまで、小学生、中学生、高校生、既卒生、中学受験生、中高一貫校生、不登校・通信制高校の生徒など、600人以上を指導してきました。
中学受験では、ラ・サール、西大和、東海、滝、南山男子、海陽、桜丘など。
大学受験では、東京科学大学、国公立大学医学部、早稲田大学、上智大学、東京理科大学、同志社大学、南山大学などの指導経験があります。
過去には、小学6年生で偏差値35前後から海陽・滝に合格した例や、高校2年時に偏差値38前後から高校3年時に偏差値60前後まで伸びた例もあります。
ただし、同じ方法を使えば同じ結果になるわけではありません。
合格や成績上昇を保証することもできません。
過去の成功例を現在の生徒へそのまま当てはめず、目の前の状態から考えます。
[講師について詳しく見る]
[指導実績・合格実績を見る]
指導回数、指導時間、交通費については、面談前または面談時にご説明します。
高額な専用教材をまとめて購入していただくことはありません。
学校で使用している教科書、問題集、プリント、塾教材を確認し、まずは現在持っている教材を使います。
新たな教材が必要な場合も、目的をご説明したうえで、市販教材などから必要なものだけをご提案します。
詳細は以下をご覧ください。
[家庭教師の料金体系を見る]
LINEまたはお問い合わせフォームから、次の内容を分かる範囲でお知らせください。
学年
在籍校
お住まいの地域
困っている教科や教材
最近の定期テスト
希望する曜日と時間帯
相談内容が整理できていなくても構いません。
学校の進度、教材、テスト結果、課題、塾、家庭学習、本人とご家庭の希望を確認します。
実際に指導する家庭教師本人が伺います。
教材、ノート、答案などを見ながら、問題を解く様子を確認します。
どの教科から始めるか、何を優先するか、指導回数、料金、交通費をご説明します。
その場で契約を決める必要はありません。
ご本人も含め、ご家庭で話し合ってください。
学校の予定、定期テスト、課題、本人の状態に合わせて進めます。
最初に作った計画へ固執せず、必要に応じて方法を変えます。
豊川市で中高一貫校に対応できる家庭教師を探しています
豊川市全域への訪問指導に対応しています。中高一貫校の学校補習、定期テスト、体系数学、NEW TREASURE、課題、進級、大学受験準備をご相談いただけます。
対応しています。現在の単元だけでなく、必要な場合には前の代数・幾何まで戻り、学校の授業へつなげます。
NEW TREASUREやPROGRESSの指導はできますか
対応しています。単語、文法、本文、音読、英作文、定期テストまで、学校の使用方法と本人の理解度に合わせます。
学校名だけで一律に判断せず、使用教材、コース、進度、現在困っている内容を確認したうえで対応します。まずは学校教材と最近の答案をお知らせください。
ご相談いただけます。通学時間を考慮し、平日と休日の家庭学習を分けながら、学校課題と定期テストを整理します。
中学受験には合格しましたが、入学後に成績が下がりました
珍しい相談ではありません。中学受験時の勉強方法から切り替えられていない場合や、学校課題の優先順位を決められていない場合があります。答案と実際の解き方から原因を確認します。
可能です。塾の教材や授業を否定せず、学校課題、定期テスト、塾の宿題の役割を整理します。
現在の受付状況と内容によります。短期間でできることと、継続しなければ改善しにくいことを分けてお伝えします。
対応しています。まず進級や卒業に必要な課題・追試を優先し、その後に抜けている単元を整理します。
対応しています。学校課題、評定、赤点、大学受験、共通テスト、数学、英語、物理、化学をご相談いただけます。
強く拒否している状態で、無理に指導を始めることはおすすめしません。本人が何を嫌がっているのかを確認し、面談の時期や方法から考えます。
対面指導を基本としています。県外校への在籍、帰省、短期間の相談など、事情に応じてオンライン面談や一時的な対応を検討します。
中学受験に合格したことと、中高一貫校で自然に勉強を続けられることは、同じではありません。
学校の進度が速いからといって、ただ先取りを増やせばよいわけでもありません。
勉強法の名前を覚え、決められた手順を繰り返せば、すべての生徒が同じように伸びるわけでもありません。
育ち方も、性格も、得意なことも、失敗したときの反応も違います。
同じ家庭で育った兄弟でも違います。
だから、最初に理論や方法を決めるのではなく、目の前の生徒を見るところから始めます。
学校の教材。
答案。
ノート。
課題の進み方。
問題を解いているときの手の止まり方。
本人の言葉。
そこから、現在必要な方法を考えます。
目の前の定期テストも大切です。
進級や内部進学も大切です。
大学受験も大切です。
ただ、その先にも、自分で考え、必要な方法を選び、困ったときには助けを求められる力を残したいと思っています。
相談内容がまとまっていなくても構いません。
学校名、学年、現在困っている教科や教材を、分かる範囲でお知らせください。
そこから一緒に整理します。