塾に通っているのに成績が上がらないとき、最初に見るべきものは、塾の名前や授業回数だけではありません。
確認したいのは、次の三つです。
定期テストの答案
学校ワークや授業プリント
塾の教材、宿題、ノート
この三つがつながっていなければ、塾で長い時間勉強していても、学校の成績には表れにくくなります。
反対に、三つの関係を整理すると、塾を辞めなくても改善できることがあります。
大切なのは、
塾を続けるか辞めるかを急いで決めることではなく、今の勉強のどこが点数につながっていないかを見つけること
です。
定期テストで60点だった二人の中学生がいたとしても、必要な勉強が同じとは限りません。
一人は、基本問題を落としているかもしれません。
もう一人は、基本問題はできているものの、時間が足りず、後半をほとんど解けていないかもしれません。
ほかにも、
問題文を読み違えている
計算の途中で崩れている
塾で習った解き方を一人では再現できない
学校ワークを答え合わせだけで終えている
正解した問題も、理由を説明できない
テスト範囲と塾の学習内容がずれている
覚えたつもりでも、数日後には抜けている
といった違いがあります。
ところが、点数だけを見てしまうと、すべてが「勉強不足」に見えます。
その結果、
授業を増やす。
宿題を増やす。
講習を追加する。
別の問題集を買う。
という方向へ進みやすくなります。
もちろん、学習量が必要な場合もあります。
しかし、原因が分からないまま量を増やすと、本人は忙しくなる一方で、同じ間違いを繰り返すことがあります。
テスト答案には、その子の学習状態が残っています。
点数だけではありません。
最初から手をつけていない問題
途中まで考えた問題
計算ミスをした問題
問題文を読み違えた問題
時間が足りなかった問題
正解しているが、考え方が不安定な問題
一度直しても、もう一度解けない問題
こうした痕跡を見ます。
間違えた問題だけを見るのではありません。
正解した問題についても、
「なぜこの式を使ったのか」
「条件が少し変わっても解けるか」
「もう一度、何も見ずに解けるか」
を確認することがあります。
丸がついていることと、理解できていることは、必ずしも同じではないからです。
豊橋市の中学生が定期テストを受ける場合、学校ワーク、教科書、授業プリント、小テストなどへの対応は欠かせません。
そこで、テスト答案と学校ワークを見比べます。
たとえば、テストで間違えた問題と似た問題が、学校ワークに載っていたとします。
その問題について、
ワークでは正解していたか
最初から自力で解いたのか
答えを見て書いたのか
赤で直しただけになっていないか
間違えた後、もう一度解いたか
テスト前に確認し直したか
を見ます。
学校ワークが提出済みでも、それだけでは学習内容が身についているとは判断できません。
ページが埋まっていることと、テストで使えることは別です。
[内部リンク:豊橋の中学生の定期テスト対策]
塾でどのような勉強をしているかも確認します。
塾の教材が悪いかどうかを判断するためではありません。
塾での学習が、本人の現在地や学校のテストと、どのようにつながっているかを見るためです。
確認したいのは、たとえば次のような点です。
塾で応用問題を解いている一方で、学校ワークの基本問題が不安定なこともあります。
反対に、学校のテストでは点が取れていても、塾の発展問題になると止まる子もいます。
どちらが悪いという話ではありません。
今、何を目的に塾へ通っていて、実際に何が身についているのかを整理する必要があります。
先生が横にいると解ける。
ヒントをもらえば進める。
解説を読むと理解できる。
しかし、一人で問題を見たときには、最初の一手が出ない。
この場合、説明をさらに増やすだけでは改善しないことがあります。
必要なのは、問題を見たときに、
「何が分かっているか」
「何を求めるのか」
「どの知識が使えそうか」
を自分で取り出す練習です。
宿題の量が多いと、どうしても「終わらせること」が優先されます。
答えを見る。
赤で直す。
解説を写す。
次のページへ進む。
この流れが続くと、宿題は提出できても、自力で解ける問題は増えません。
宿題を全部同じように扱うのではなく、
自力で解く問題
解説を丁寧に読む問題
先生へ質問する問題
後日もう一度解く問題
に分ける必要があります。
塾では塾のカリキュラムを進める。
学校では学校ワークが出る。
テスト前には提出物が増える。
それぞれを別々に進めていると、本人の中では勉強が一つにつながりません。
今週の塾の内容が、学校のどの単元と関係しているのか。
学校ワークの間違いを、塾の教材でどう補うのか。
次のテストまでに何を優先するのか。
ここをつなぐ必要があります。
間違えた問題に赤で正しい答えを書く。
それだけでは、次に同じ問題が出たとき、また間違えることがあります。
大切なのは、
どこで考え方がずれたか
何を知らなかったか
何を勘違いしていたか
次はどこを確認するか
何日後に解き直すか
まで決めることです。
間違いは、消すものではありません。
次の勉強を決める材料です。
成績が上がらないと、周囲は心配になります。
宿題を確認する。
予定を細かく決める。
勉強時間を管理する。
終わったか何度も聞く。
必要な支援ではあります。
ただし、管理が細かくなりすぎると、本人が、
「今、何を優先すればよいか」
「何ができていないか」
「次に何を直すか」
を考えなくなることがあります。
最初は支えても、少しずつ本人へ判断を返していく必要があります。
成績が一度下がったからといって、すぐに塾を変える必要はありません。
次のような状態であれば、今の塾を活かしながら改善できる可能性があります。
本人が授業内容をある程度説明できる
分からない問題を質問できている
教材の難度が本人に合っている
塾の宿題を自力で進められる
塾側と家庭で状況を共有できる
解き直しの質が少しずつ上がっている
家庭で復習する時間が確保できる
この場合は、塾を変えるよりも、家庭での復習方法や学校ワークとのつなぎ方を整えた方がよいことがあります。
塾の授業や教材は合っている。
しかし、
前の学年の抜けがある
学校ワークまで手が回らない
質問したい場所を自分で整理できない
テスト前の優先順位が決められない
一人になると解けなくなる
塾の宿題の使い方が分からない
という場合は、塾を続けながら、家庭教師が間をつなぐ方法があります。
塾で新しい内容を学び、家庭教師では、
学校の勉強とのつながりを確認する。
抜けている単元へ戻る。
宿題の扱い方を整理する。
自力で解けるか確かめる。
という役割分担です。
塾を否定するための併用ではありません。
塾の良さを、本人の力として残すための併用です。
次のような状態が、複数回のテストにわたって続いている場合は、学習環境を見直してもよいかもしれません。
授業の速度が本人と大きく合っていない
分からない状態のまま先へ進み続けている
宿題が多すぎて復習する時間がない
質問できない状態が改善されない
塾へ行くこと自体で疲れ切っている
塾の目的と家庭の希望が合っていない
学習状況を相談しても調整が難しい
本人の自信や意欲が大きく下がっている
ただし、一回のテスト結果だけで決めることはおすすめしません。
テスト答案、学校ワーク、塾教材、本人の様子を見たうえで判断します。
Thinking Studyでは、最初から新しい問題集を増やすとは限りません。
まず、現在使っているものを見ます。
最近の定期テストや実力テスト
テストの答案
学校ワーク
授業プリント
塾の教材と宿題
塾や学校のノート
テスト範囲表
家庭での学習予定
そのうえで、実際にお子さまが問題を解く様子を見ます。
問題文をどこまで読んでいるか。
どこで手が止まるか。
最初に何を書こうとするか。
途中式をどう組み立てるか。
間違いに自分で気づけるか。
ヒントをどのように使うか。
解説後に一人で再現できるか。
ここを見ると、同じ「成績が上がらない」でも、必要な支援が変わります。
知識を覚え直す必要がある子。
問題文の読み方を整える必要がある子。
解き始めの考え方を身につける必要がある子。
計算や途中式を整理する必要がある子。
時間配分を変える必要がある子。
学校と塾の課題を減らし、優先順位をつける必要がある子。
全員に同じ勉強法を当てはめることはしません。
その子の止まり方を見て、その子の学び方を一緒につくります。
成績が上がらないとき、教材や授業を追加することは簡単です。
しかし、すでに学校と塾の課題で手いっぱいになっている子に、さらに勉強を加えると、考える時間がなくなることがあります。
必要なのは、追加より整理かもしれません。
何を続けるか。
何を減らすか。
何を丁寧にやるか。
何は一度後回しにするか。
どこまで戻るか。
全部をやらせるのではなく、今の本人に必要なものを選びます。
勉強時間を増やす前に、今ある勉強がどのように点数へつながっているかを見直します。
塾に通っているのに定期テストが上がらない
内申点が伸びず、高校受験が不安
塾を変えるべきか迷っている
塾の宿題に追われ、学校ワークが進まない
個別指導でも一人では解けるようにならない
本人が何を分かっていないのか説明できない
保護者が勉強を管理することに疲れている
塾を続けたまま家庭学習を整えたい
入会を決める前に、現在の学習状態を一度見てほしい
家庭教師が必要か、まだ分からない段階でも構いません。
まずは、現在の状態を整理することから始めます。
[内部リンク:教育相談・学習セカンドオピニオン]
塾を辞める前にご相談いただいて構いません。
現在の塾でできていることと、補いにくいことを分けて考えます。塾を続ける、家庭教師を併用する、別の学習方法へ変えるなど、状態に応じて整理します。
対応できます。
ただし、宿題を代わりに終わらせるのではなく、自力でできる問題と、説明や戻り学習が必要な問題を分けます。
解説を聞いた後に、本人がもう一度解けるかも確認します。
可能であれば、最近のテスト答案、学校ワーク、塾教材、通知表や成績表をご用意ください。
すべて揃っていなくても構いません。
現在分かっている範囲から、状況を整理します。
塾に通っているのに成績が上がらないと、
「もっと早く動いた方がよかったのではないか」
「本人の努力が足りないのではないか」
「塾選びを間違えたのではないか」
と不安になると思います。
しかし、誰か一人に原因があるとは限りません。
塾の授業。
学校の課題。
家庭での復習。
本人の理解。
部活動や生活時間。
テストまでの進め方。
いくつもの小さなずれが重なっていることがあります。
だからこそ、焦ってすべてを変える前に、一度立ち止まって見ます。
テスト答案、学校ワーク、塾教材をつなげる。
本人がどこで止まっているかを見る。
今ある学習の中から、残すものと変えるものを決める。
塾を変えるかどうかは、その後でも遅くありません。
豊橋市で、
塾に通っているのに成績が上がらない。
定期テストや内申点が伸びない。
塾を続けるべきか迷っている。
家庭での勉強を一度見直したい。
というご家庭は、現在の状況をお知らせください。
お問い合わせの際は、分かる範囲で、
お住まいの地域
お子さまの学年
現在通っている塾の種類
最近のテスト結果
困っている教科
ご家庭が特に心配していること
をお伝えいただけると、状況を整理しやすくなります。
最初から、きれいに説明していただく必要はありません。
お話を伺いながら、何が起きているのかを一緒に整理します。