親が勉強を教えると、毎回喧嘩になってしまうご家庭へ
教え方が悪いのではなく、親子だから難しくなることがあります
宿題を見ようとすると、すぐ言い合いになる。
同じところで止まっていると、つい「前にも教えたよね」と言ってしまう。
子どもは不機嫌になり、泣く、怒る、黙る、部屋へ戻る。
塾の宿題を進めたいだけなのに、勉強が始まる前に家庭の空気が悪くなる。
強く言いたいわけではないのに、テストや受験が近づくほど、言葉が増えてしまう。
このような状態は、保護者の方の教え方が悪いから起きるとは限りません。
お子さまが反抗したいだけとも限りません。
親子だからこそ、勉強の話に、これまでの心配や言い合いが重なります。
家庭教師を探している段階でなくても構いません。
まず、勉強のたびに何が起きているのかを分けて考えてみます。
保護者の方は、責めたいから声をかけているのではありません
目の前で手が止まっている。
宿題を後回しにしている。
同じ間違いを繰り返している。
提出物の期限が近づいている。
テストや受験まで時間がない。
見ていると、どうしても心配になります。
「早くやりなさい」
「ちゃんと読めば分かるでしょう」
「前にもやったよね」
「どうしてここで止まるの?」
本当は言いたくなくても、心配が強いほど言葉も強くなります。
一方で、お子さまは、分からないことより「また怒られるかもしれない」ことを先に意識するようになる場合があります。
勉強の内容を話しているつもりでも、親子の間では、責める・責められるという話に変わってしまうことがあります。
「反抗している」に見える前に、勉強のどこで止まっているかを見ます
お子さまが怒る、黙る、逃げるとき、必ずしも勉強する気がないとは限りません。
何から始めればよいか分からない。
問題文の意味をつかめない。
考えはあるが、式や文章にできない。
分からない場所を説明できない。
間違えるところを見られたくない。
量が多く見え、始める前から重くなっている。
塾や学校で疲れ、家では考える余力が残っていない。
このようなことが重なっている場合があります。
親子喧嘩という結果だけを止めようとする前に、教科内容、課題を始めること、気持ちの負担のどこが大きいかを見ます。
読む・書く・文章題・宿題の始め方などに偏りがある場合はこちらです。
正しい説明でも、親から言われると入らないことがあります
保護者の方の説明が間違っていなくても、子どもが受け取れないことがあります。
親に間違いを見られることが恥ずかしい。
「できて当然」と思われているように感じる。
過去の言い合いを思い出し、説明を聞く前に身構える。
自分でやろうとしていたのに、先に言われたことで動きにくくなる。
親子の関係には、先生と生徒の関係にはない近さがあります。
その近さは、安心して頼れる強さになります。
一方で、勉強を教える場面では、言葉の内容以上に感情が伝わることがあります。
「同じ説明を第三者から聞くと受け入れられる」ということがあっても、保護者の教え方が劣っているという意味ではありません。
親子だから難しい場面があるということです。
親が先生役から離れることは、勉強を諦めることではありません
保護者の方が勉強を教える役から少し離れると、「放っておくことになるのでは」と不安になることがあります。
しかし、教える役を家庭の外へ分けることと、子どもへの関心をなくすことは同じではありません。
体調や表情を見ること。
学校からの連絡を確認すること。
進路について本人の希望を聞くこと。
勉強以外の会話を残すこと。
家庭で大切にしたいことは、ほかにもあります。
教科の説明、教材の確認、学び直す場所、テストまでの見通しを、保護者の方だけが担い続ける必要はありません。
登校、生活、学校連絡、進路まで家庭が背負い、保護者の方が限界に近い場合はこちらをご覧ください。
塾へ通っていても、家庭で宿題が進まないことがあります
塾では授業を受けている。
先生の説明を聞けば、その場では分かる。
しかし、家へ帰ると宿題を始められない。
解き直しで何を見ればよいか分からない。
教材が増え、学校の課題まで回らない。
保護者の方が声をかけると、喧嘩になる。
この場合、すぐに「塾を辞める」「別の塾へ移る」と決めなくても構いません。
塾で学べている部分と、家庭へ戻ると止まる部分を分けて見る必要があります。
今の塾、教材、答案を一度だけ見直したい場合は、継続指導を前提としない有料の学習相談もあります。
現在の塾を続けるか、教材を変えるか、家庭教師など別の支援が必要かをすぐに決めるのではなく、今できていることと、学習が止まりやすいところを一度整理します。
小学生・中学生・高校生で、ぶつかりやすい場面は変わります
小学生
音読、漢字、計算、文章題、作文、学校や塾の宿題など、保護者の方が直接見る場面が多くあります。
毎日の小さなやり取りが積み重なり、宿題を始めるだけで親子ともに身構えることがあります。
中学受験では、塾の宿題量やテスト結果をめぐり、家庭の会話が勉強だけになることにも注意が必要です。
中学生
提出物、学校ワーク、定期テスト、内申、高校受験が関わり、保護者の方が確認したいことが増えます。
一方で、本人は自分で決めたい気持ちが強くなります。
「確認したい親」と「口を出されたくない子」の間で衝突が起きやすくなります。
高校生
学習内容が高度になり、保護者の方が直接教えること自体が難しくなります。
本人も遅れや成績を分かっている一方で、どこへ戻ればよいか決められない場合があります。
進級、赤点、大学受験などへの心配から管理を強めるほど、会話を避けられることもあります。
学年が上がるほど、保護者がすべてを理解して教えることより、必要な相手へ学習を分けることが大切になります。
第三者が入る意味は、保護者の代わりに叱ることではありません
「親が言っても聞かないので、先生から強く言ってほしい」と思うことがあります。
けれども、言う人を替えるだけでは、本人が止まっている理由は変わらない場合があります。
第三者が入る意味は、保護者の代わりに管理や説得をすることだけではありません。
実際の教材、ノート、答案、宿題へ向かう様子から、本人がどこまで分かり、どこから進みにくくなるかを見ることです。
保護者の方が毎日同じ注意を繰り返さなくても、学習について確認できる相手がいる。
子どもにとって、親へ評価される不安から少し離れて、分からないことを出せる相手がいる。
それによって、親子の役割を戻しやすくなる場合があります。
Thinking Studyが大切にしていること
Thinking Studyは、豊橋市を拠点に、東三河・湖西・浜松・岡崎方面へ訪問する個人契約の家庭教師です。
指導歴30年以上・600人以上の指導経験をもとに、喧嘩の原因を、保護者の教え方や本人のやる気だけで決めません。
学校や塾で使っている教材、ノート、答案、提出物から、現在分かっていることと、つながりにくくなっているところを見ます。
答えを伝えてその場を終わらせるのではなく、本人がどこで迷い、何がつながれば自分で考え直せるのかを大切にします。
具体的な進め方は、本人の反応、学年、学校、目標によって変わるため、ウェブサイトで一つの方法を勧めることはしません。
今の状態に近いページから読めます
ご相談から始める場合
最初は保護者の方だけでも構いません。
本人が会うことを望んでいない場合、無理に同席させることはありません。
現在使っている学校や塾の教材、答案、提出物があれば、新しい教材を先に購入する必要もありません。
家庭教師を始めることを前提にせず、今の学校や塾で足りること、家庭の外へ分けたいことを考えます。
地域、日時、料金を確認してから、始めるかどうかを決められます。
地域別のご案内
上記以外の地域は、対応地域ページでご確認ください。
よくあるご質問
親が教えると必ず喧嘩になります。教えないほうがよいですか
すべてを急に手放す必要はありません。
ただ、同じやり取りを繰り返すほど親子ともに苦しくなる場合は、教科の説明や学習の確認を家庭の外へ分けることを考えられます。
子どもが勉強を嫌がっていても相談できますか
相談できます。
嫌がっていることだけで、やる気がないとは決めません。
教科が分からないのか、始めるところで止まるのか、勉強をめぐる過去の経験が負担になっているのかを考えます。
塾へ通っていますが、家で宿題ができません
塾で学べている部分と、家庭へ戻ると進みにくい部分を分けます。
すぐに塾を辞めることを前提にはしません。
中学受験や高校受験の勉強でも相談できますか
相談できます。
塾の宿題やテスト結果の確認が親子の衝突になっている場合、受験に必要な学習と、家庭が担っている役割を分けて考えます。
家庭教師から厳しく言ってもらえますか
保護者の方の代わりに叱ることを目的にはしません。
実際の学習で何が起きているかを確かめます。
保護者だけでも相談できますか
できます。
本人が会うことを望んでいない段階でも、保護者の方から見た様子と、教材や答案について話せます。
相談したら契約しなければいけませんか
その必要はありません。
今の学校や塾で足りる場合もあります。
地域、日時、料金、本人の意向を確認してからご判断ください。
勉強のために、親子の会話がすべて苦しくなる前に
勉強は大切です。
けれども、勉強のたびに親子関係が悪くなるなら、今の役割の分け方を見直しても構いません。
保護者の方が悪いわけでも、お子さまが悪いわけでもありません。
親子だから難しくなる部分を、家庭の外へ分ける方法があります。
最初のご連絡では、学年、お住まいの市町村、どのような場面で喧嘩になりやすいかを、分かる範囲でお知らせください。