症状は医療機関、欠席・評価・配慮は学校、教科学習は家庭教師と分けて相談すると、次に確認することが見えやすくなります。
学校での配慮については、主治医の説明や必要書類を含め、学校と医療機関へご確認ください。
決まった内容は、学習時間や教材の扱いへ反映します。
欠席が続くと、学校課題、教科理解、テスト、受験への不安が一つの大きな塊になります。
全部を同時に取り戻そうとせず、分けて考えます。
今、授業はどこまで進んでいるか
配付された教材・プリントは何か
提出が必要な課題と期限
未提出、提出済み、返却済み、再提出の別
定期テスト、小テスト、追試などの日程と扱い
欠席中の評価、進級、単位、受験に関する学校の説明
学校内で相談できる担当者
分からない項目は、学校へ何を尋ねればよいかを整理します。
期限が近い提出物、定期テスト、進級・単位に関係する学校課題など、期限のあるものがあります。
理解を深める学習とは分け、学校へ確認しながら優先順位を考えます。
提出物は、本人が自分で仕上げられるよう、問題の意味や考え方を確認します。
英語・数学など次の単元へつながる内容、国語の文章理解、理科・社会の基礎、高校受験・大学受験で必要になる内容もあります。
提出だけを終えても、理解がつながらなければ、次のテストや受験で止まります。
今の期限と、その先に残す学力を分けて考えます。
学校を休んだ日数と、理解していない量は同じではありません。
欠席していても、教科書を見れば分かる内容があります。
以前に習った内容とつながれば、短く確認するだけで進める内容があります。
反対に、学校へ行っていた時期の単元まで戻る必要があることもあります。
現在の教材、ノート、学校ワーク、テスト、模試などから、今できていることと、つながりが見えにくくなっているところを確認します。
中学生だから小学校内容へ戻れない、高校生だから中学英語・中学数学へ戻れない、ということはありません。
ただし、できている部分まで最初からやり直す必要もありません。
今の授業、定期テスト、受験へつながる場所を見ます。
同じ曜日・同じ時刻でも、毎回同じように取り組めるとは限りません。
先週できたことが、今週は難しい場合もあります。
反対に、比較的取り組みやすい日もあります。
毎回同じ量を求めるのではなく、本人の状態、主治医から伝えられていること、学校の予定、ご家庭の希望を踏まえて考えます。
「体調が悪くても必ず勉強する」「調子のよい日に全部取り戻す」という進め方にはしません。
その日の量だけでなく、次に学習へ戻る場所を見失わないことも大切にします。
起立性調節障害では、午前中に症状が強く学校生活へ影響する場合があることを、日本小児心身医学会と日本小児科学会が説明しています。
ただし、すべてのお子さまが午後なら学べるわけではありません。
夜に起きているから、その時間に勉強させればよいとも限りません。
主治医から伝えられていること、本人が比較的会話・読解・筆記をしやすい時間帯、登校や通院の予定、ご家庭の希望などを重ねて考えます。
平日昼前・午後の学習についてはこちらをご覧ください。
昼前・午後の学習について見る
テストの日程や範囲、欠席した場合の扱い、追試、評価に使われる課題などは学校へ確認します。
確認できた条件をもとに、現在の学習で何を優先するかを考えます。
学校課題、内申、入試に必要な学力は分けて考えます。
欠席日数、調査書、受験上の配慮、当日の扱いについては、在籍校、志望校、教育委員会などの最新情報を確認します。
家庭教師としては、現在の学力と入試までの期間から教科学習を考えます。
高校の進級・卒業に必要な課題と、大学受験科目を分けます。
学校課題だけで時間を使い切らないよう、志望校、入試方式、必要科目、現在の学力、学習へ取り組める時間を確認します。
受験上の配慮や当日の条件については、志望校の最新要項や相談窓口、在籍校、医療機関へご確認ください。
欠席した範囲を全部埋める前に、国語の文章理解、算数、漢字など、次の学年へつながる土台を確認します。
学校の話題へ負担がある場合も、本人が取り組めるところから考えます。
学校ワーク、提出物、定期テスト、内申、高校受験が重なります。
今の期限と、高校進学後にも残す学力を分けます。
欠席、課題、赤点・追試、進級、単位、転学、卒業、大学受験が関係します。
進級・卒業の条件は在籍校へ確認し、その条件と進路に必要な教科学習を分けて考えます。
相談先を分けると、次にすることが見えやすくなります