発達特性という言葉だけでは、勉強方法は決まりません
診断や検査結果は、お子さまを理解し、必要な支援を考えるための大切な情報です。
一方で、同じ診断名があっても、学習中に困る場面は同じではありません。
文字を追うことに負担があるのか
読めても意味をつかみにくいのか
問われていることを取り違えるのか
考えを言葉や式にしにくいのか
一度理解しても、別の場面で使いにくいのか
学習を始めるまでに強い負担があるのか
この違いを見ないまま、「この特性ならこの方法」と決めても、本人に合うとは限りません。
検査結果や学校からの説明がある場合は参考にします。ただし、数値や名称だけで、お子さまの学習の上限を決めることはありません。
文章を声に出して読めても、内容を理解できているとは限りません。反対に、内容は理解できても、文字を追うこと自体に大きな負担がある場合もあります。
国語だけの問題とも限りません。
算数や数学の文章題、理科や社会の資料、英語の設問、学校からの指示など、読むことは多くの学習につながっています。
まず、文字を読むところで止まっているのか、言葉の意味なのか、文と文の関係なのか、設問が求めることなのかを分けて考えます。
具体的な進め方は、お子さまの学年、教材、反応によって変わります。
口頭なら答えられる。選択肢なら選べる。単語は思い浮かぶ。
それでも、文章や式として書こうとすると止まってしまうことがあります。
この場合、「何も考えていない」「勉強していない」とは限りません。考えることと、書くことを同時に求められたときに負担が大きくなっている可能性があります。
漢字や字形、文章の組み立て、設問に合う答え方など、どの部分が学習を止めているのかを確認します。
最初から、内容、表記、文法、字の整い方をすべて同時に求めるのではなく、今どの力を確かめるべきかを判断します。
計算ができることと、問題を解けることも同じではありません
計算練習では解けても、文章題や図形になると手が止まる。解き方を覚えた直後はできても、少し形が変わると使えない。
このようなとき、計算量を増やすだけでは解決しないことがあります。
数字や条件をどのように受け取っているか。何を求める問題だと理解しているか。覚えた方法を、なぜ使うのか分かっているか。
答えの正誤だけでなく、考え始める前後を見ます。
宿題へ取りかからない。提出物を忘れる。教材を開いても別のことを始める。
外から見ると、やる気がないように見えることがあります。
しかし、何から始めればよいか分からない、終わりが見えない、失敗への不安が強い、複数の指示を保ちにくいなど、別の負担が隠れている場合があります。
叱る回数や課題量を増やす前に、本人がどこで動けなくなっているのかを確認します。
家庭教師がすべてを管理することを目標にはしません。必要な支えは残しながら、本人が自分で判断できる範囲を少しずつ広げていくことを大切にします。
発達特性のあるお子さまへの家庭教師は、不登校中の学習だけを対象にしたものではありません。
通常級、通級、支援級など、在籍している場所にかかわらず、学校や塾の学習で困っている場面を確認できます。
塾の授業では分かったつもりになるが、家で解き直せない。学校ワークを終わらせても、テストでは使えない。受験を考えているが、一般的な勉強方法では進めにくい。
そのような場合も、学校や塾を否定することから始めず、現在受けている支援や学習の中で、役立っている部分と止まっている部分を分けます。
学校へ行きにくい日があり、昼間の学習も考えている場合は、専用ページをご覧ください。
西尾市の昼間の家庭教師を見る
Thinking Studyは、医療機関や療育施設ではありません。
発達障害の診断、心理検査、治療、投薬、カウンセリング、言語訓練、作業療法などを行うことはできません。
体調や発達についての診断・治療は医療機関へ、学校での配慮や在籍形態については学校や関係機関へご相談ください。
家庭教師として担当するのは、現在の学習を確認し、家庭での勉強、学校課題、定期テスト、受験や進路へどうつなぐかを考える部分です。
学校や専門機関から説明を受けている場合は、その内容を尊重し、役割を分けて考えます。
Thinking Studyは、家庭教師センターを介さない個人契約の家庭教師です。
初回の相談、教材や答案の確認、実際の指導、保護者への報告まで、同じ家庭教師が担当します。
指導歴30年以上・600人以上。診断名や学年だけで決められた指導を当てはめず、目の前のお子さまがどこで学習を止めているのかを見ます。
答えを教えて終わるのではなく、自分で考え直せる状態へつなぐことを大切にしています。
困っていることを、きれいに整理して説明する必要はありません。分かる範囲で、次の内容をお知らせください。
学年と現在の学校生活
西尾市内のお住まいの地域
学習で特に困っている場面
学校、塾、通級などの利用状況
診断や検査について共有したいこと
希望する曜日と時間帯
診断書や検査結果がなければ相談できない、ということはありません。普段使っている教材や最近の答案があれば、学習の状態を考える参考になります。
西尾市への訪問は、地域、曜日、開始時刻、指導時間、前後の指導場所によって対応条件が変わります。
市内であれば一律に訪問できるという形ではありません。お問い合わせの際に町名と希望日時をお知らせいただき、継続して訪問できるかを確認します。
教科指導や受験対策を含む西尾市での家庭教師全般については、総合ページをご覧ください。
西尾市の家庭教師・総合案内を見る
授業料と料金の考え方は、料金ページにまとめています。西尾市への訪問条件についても、地域と希望日時を確認したうえで、事前にご案内します。
授業料・料金について確認する
はい。診断の有無だけでなく、実際の学習で何に困っているかを確認します。
学校や専門機関から受けた説明とともに、学習を考える参考として確認できます。家庭教師が検査結果を診断したり、専門家の説明を置き換えたりすることはありません。
はい。在籍している場所だけで判断せず、現在の教材、学習内容、本人が困っている場面を確認します。
相談できます。現在の学力、学校での学習、残り時間、本人の希望を確認し、受験に向けて残す学習と学び直す範囲を考えます。
できます。塾で役立っている部分は残し、家庭で再現できていない部分や学校課題との負担を確認します。
はい。最初は保護者の方だけでも相談できます。本人の意思を確認せず、通常の継続指導を始めることはありません。
「できない子」と決める前に、止まっている場所を確かめます
同じ問題を間違えていても、理由は同じではありません。
努力が足りないと決める前に、本人が何を受け取り、どこまで考え、どの場面で先へ進めなくなっているのかを見る必要があります。
診断名があるかどうか、相談内容をうまく説明できるかどうかにかかわらず、現在困っている学習場面からお知らせください。