すべて当てはまる必要はありません。
一つだけでも、家庭で何度も気になることがあれば、勉強量を増やす前に「どう苦手なのか」を見てみる意味があります。
漢字を何度練習しても定着しにくい
読める漢字でも書こうとすると出てこない
漢字の細かい部分を取り違える
ノートを写すことにとても時間がかかる
書くことに集中しすぎて、授業内容が入りにくい
作文になると、何から書けばよいか分からない
英単語のつづりでも似た苦労が出る
基本計算なのに時間がかかる
繰り上がり、繰り下がりで止まりやすい
九九が安定しない
筆算の途中で手順が分からなくなる
小数、分数、割合で急に崩れる
同じ種類の計算でも日によって差が大きい
計算はできるのに、文章題になると式が立たない
同じように見える「苦手」でも、止まっている場所は一人ひとり違います。
「苦手なら、たくさん練習する」だけでは合わないことがあります
漢字が苦手なら、何度も書く。
計算が苦手なら、計算プリントを増やす。
文章題が苦手なら、文章題をたくさん解く。
それで伸びる場合もあります。
ただ、同じ方法を繰り返しても、本人の中で学習がつながっていなければ、
できない練習だけが増えてしまう
ことがあります。
たとえば「漢字が覚えられない」場合でも、
文字の形をどう見ているのか。
細かな部分を見落としやすいのか。
読みと文字が結びついていないのか。
書くこと自体に大きな負担があるのか。
一度覚えても、必要なときに取り出しにくいのか。
によって、必要な学習は違います。
計算も同じです。
数の意味が曖昧なのか。
手順を覚えていないのか。
途中の処理で混乱するのか。
急ぐと崩れるのか。
問題文を読んだ段階で止まっているのか。
「計算が苦手」という一言だけでは、まだ何をすればよいか分かりません。
Thinking Studyでは、
苦手なものを、そのままたくさんやらせることからは始めません。
どこからなら本人が考えられるのかを見ます。
読み書きが苦手。
漢字が覚えにくい。
計算が遅い。
文章題になると止まる。
こうした様子には、さまざまな理由があります。
家庭教師が医学的な診断をすることはできません。
また、一つの困りごとだけを見て、
「これは○○だから」
と決めることもしません。
Thinking Studyで見るのは、
実際に読んでいるところ。
書いているところ。
問題を考えているところ。
間違えたあとの様子。
説明を聞いたあとの反応。
同じ問題をもう一度やったとき。
少し形を変えた問題へ取り組んだとき。
そうした一つ一つです。
何という状態なのかを決める前に、今のお子さまにとって何が学習の負担になっているのかを整理します。
すでにASD・ADHD・LDなどの診断がある、発達特性やグレーゾーンについて学校や専門機関から話が出ている、通級を利用しているなど、特性を踏まえて学習全体を考えたい場合は、蒲郡の発達障害・発達特性の学習支援をご覧ください。
このページは、そうした言葉をまだ使っていないご家庭にも読んでいただけるよう、目の前の「読み書き・計算・漢字」から考えています。
「読むことが苦手」と言っても、様子は同じではありません。
一文字ずつ確認することに力を使い、文章全体の意味まで残らないことがあります。
声に出して読めても、内容を聞くと分からないことがあります。
短い文章は読めても、問題文が長くなると条件を取り落とすこともあります。
これは国語だけの問題ではありません。
算数の文章題。
理科や社会の資料問題。
中学生になれば、英語や数学の問題文。
ほとんどの教科は「読む」ことから始まります。
だから、音読回数だけを増やせばよいとは限りません。
どのくらいの長さなら、意味を取りながら読めるのか。
文字を読むことと、内容を理解することがつながっているか。
問題文から必要な条件を拾えるか。
本人がどこで疲れるのか。
そこを見ながら進めます。
学校では漢字練習があり、家庭でも繰り返し書くことがあります。
それでも、なかなか残らないお子さまがいます。
その場合、
「練習が足りない」
と決める前に、どう覚えているのかを見ます。
形をどう捉えているか。
どの部分を間違えるか。
読みと意味がつながっているか。
見ながらなら書けるか。
少し時間を置くとどうなるか。
口頭では分かっているか。
書くことそのものに強い負担がないか。
こうしたところを確認します。
また、
覚えるために書くこと
と
考えたことを表すために書くこと
は同じではありません。
書くことに大きな負担があるお子さまに、すべてを大量に書かせると、考える前に疲れてしまうこともあります。
書く量を減らすことが目的ではなく、
何のために書いているのか
を考えます。
計算ミスが多いと、
「もっと丁寧に」
「見直しをしよう」
と言われやすくなります。
もちろん、それが必要な場合もあります。
でも、計算の途中を見てみると、
そもそも数の扱いが曖昧。
繰り上がりや繰り下がりが自動化されていない。
九九で毎回考え直している。
筆算の位置がずれる。
途中の数字を頭の中だけで処理している。
分数や小数の意味が十分につながっていない。
ということがあります。
学年が進めば、その上にさらに新しい内容が積み上がります。
今の学年の問題で止まっていても、必要なら前の学年まで戻ります。
ただし、全部を最初からやり直すわけではありません。
今の学習につながっていない部分だけを探します。
計算問題ならできる。
でも文章題になると、鉛筆が止まる。
こうしたお子さまもいます。
この場合、「文章題をもっと解こう」だけでは足りないことがあります。
問題文を正確に読めているのか。
何を求める問題か分かっているのか。
条件を整理できているのか。
数字の関係を図や式へ移せるのか。
どの計算を使うのか判断できるのか。
式は立つのに計算で崩れているのか。
止まる場所によって、必要な学習は違います。
Thinking Studyでは、すぐに解き方を渡す前に、
どこまでなら本人が自分で進められるのか
を見ます。
その一問を終わらせるためだけではなく、次の問題でも自分で考え始められるところまでつなげます。
正解していても、
かなり長く迷っていた。
たまたま答えが合った。
理由を聞くと説明できない。
少し数字を変えると分からなくなる。
ということがあります。
反対に、不正解でも、
途中までは正しく考えていた。
小さな計算ミスだけだった。
一言確認すると、自分で修正できた。
ということもあります。
同じ○、同じ×でも、中で起きていることは違います。
Thinking Studyでは、
どこを見ているか。
どこで鉛筆が止まるか。
何を書いて、何を消したか。
間違いに自分で気づけるか。
説明のあとに、一人でもう一度できるか。
少し違う問題でも使えるか。
そうしたところも確認します。
小学4年生なら小学4年生。
小学6年生なら小学6年生。
学校では学年に沿って授業が進みます。
ただ、一対一で学習を見ると、
今の学年と、本人が自分で考えられる場所が一致しないことがあります。
必要なら、小学生でも前の学年へ戻ります。
中学生でも、小学校内容を確認します。
一方で、得意なところは先へ進んでも構いません。
大切なのは、
学年どおりに教材を終えることではなく、今の勉強につながる場所を見つけること
です。
戻ることを失敗とは考えていません。
戻ったことで、その先が動き始めるなら、必要な学習です。
小学生の読み書き・計算は、その先の教科すべてに関わります。
だからといって、苦手が見つかった時点で焦る必要はありません。
むしろ小学生の時期は、
どんな読み方をしているのか。
何を見て文字を書いているのか。
数をどう捉えているのか。
問題文をどのように考えているのか。
を丁寧に見やすい時期でもあります。
学校のテストだけでは分からないこともあります。
100点を取れていても、非常に時間がかかっている。
家庭でかなり手伝っている。
同じ種類の問題を繰り返した直後だからできている。
という場合もあります。
点数だけではなく、学習の過程を見ます。
小学校では何とか進んでいたのに、中学生になって急に勉強が苦しくなることがあります。
教科書の文章量が増える。
板書やプリントの情報量が増える。
英単語を覚える必要が出る。
数学では途中式が複雑になる。
学校ワークや提出物が増える。
定期テストでは限られた時間の中で、読む・考える・書く必要がある。
そのため、小学生の頃には目立たなかった苦手さが、中学生で表に出ることがあります。
必要なら小学校内容まで戻ります。
「中学生だから中学生の教材だけをやる」とは考えません。
高校受験へつなげるためにも、どこからなら理解がつながるかを確認します。
蒲郡市の中学生・高校受験を含む指導全体については、蒲郡市の家庭教師をご覧ください。
塾へ通っているのに、
漢字や語彙がなかなか定着しない。
計算ミスが減らない。
文章題になると止まる。
説明を聞いた直後はできるのに、一人になると進まない。
ということがあります。
それは、必ずしも塾が悪いということではありません。
集団授業、個別指導塾、家庭教師では、それぞれ見られる部分が違います。
家庭教師では、一人のお子さまが実際に問題を解いている途中を見ながら、
どこで止まるか。
どんな考え方をしているか。
どこまでなら一人でできるか。
を確認できます。
今の塾を続けながら、必要な部分だけ家庭教師で整理することもできます。
「読み書きや計算が苦手なのは、発達特性があるからでしょうか」
と心配になることがあります。
ただ、このページは診断名を探すためのページではありません。
学校から特に指摘を受けていない。
通級を利用していない。
発達検査を受けたこともない。
それでも、
「漢字がどうしても残らない」
「読むのにとても時間がかかる」
「計算だけ妙に不安定」
「文章題になると急に分からなくなる」
という相談で構いません。
一方で、すでに発達特性やグレーゾーンについて話が出ている場合には、蒲郡の発達障害・発達特性の学習支援をご覧ください。
二つのページは、入口を分けています。
このページは、目の前の学習の困りごとから。
発達特性のページは、すでに特性を認識しているご家庭から。
必要に応じて、どちらからでも行き来できるようにしています。
読み書きや計算の苦手さが続くと、
授業が分かりにくい。
宿題に時間がかかる。
提出物がたまる。
テストで時間が足りない。
周囲と比べてしまう。
といった経験が重なることがあります。
ただし、不登校や五月雨登校の理由を、読み書きの苦手さだけで説明することはできません。
学校へ行きづらい。
朝は動けない。
昼間なら少し勉強できそう。
通信制高校も含めて進路を考えている。
という場合は、蒲郡市の昼間の家庭教師もご覧ください。
「学校へ戻るかどうか」と「今どんな学習ならできるか」を一つにせず、その時点で可能な学び方を考えます。
蒲郡市から中学受験を考える場合にも、読み書き・計算の土台は重要です。
難しい受験問題になるほど、
問題文を正確に読む。
条件を整理する。
必要な数字を見つける。
途中の考え方を書く。
文章の根拠を探す。
といった力が必要になります。
受験問題を増やしているのに伸びない場合、難しい内容そのものより、読む・書く・計算する部分に負担が隠れていることもあります。
蒲郡市から海陽中等教育学校、東海中学校、滝中学校、南山中学校、愛知淑徳中学校などを考えている場合は、蒲郡市の中学受験向け家庭教師をご覧ください。
受験対策と基礎の確認を、別々のものとして切り離さずに考えます。
勉強がうまくいかないと、
もっと漢字。
もっと計算。
もっと文章題。
と課題を増やしたくなります。
でも、まだ本人にとって難しすぎる課題を増やしても、学習につながらないことがあります。
反対に、簡単なことだけを繰り返していても、その先へは進めません。
必要なのは、
自分で考えられるところと、考えられなくなるところの境目を見つけること。
その境目が分かれば、
少し戻る。
問題を小さくする。
見せ方を変える。
一度一緒に考える。
そのあと、一人でもう一度やってみる。
という次の手を選べます。
答えを渡して終わるのではなく、自分で動ける場所を少しずつ広げます。
Thinking Studyは、豊橋市を拠点に、蒲郡市内のご家庭へ訪問しています。
蒲郡駅周辺、三谷、大塚、豊岡、水竹、清田、塩津、形原、西浦などからご相談いただけます。
地域や曜日、時間帯によって訪問できる条件が変わる場合があります。
お問い合わせの際には、
お子さまの学年。
現在気になっていること。
お住まいの地域。
希望する曜日・時間帯。
を分かる範囲でお知らせください。
「読み書きが苦手なのかも、まだよく分からない」
「学校では特に何も言われていない」
「家庭で見ていて、少し気になる」
という段階でも構いません。
お問い合わせの時点で、これまでの経緯をきれいに整理していただく必要はありません。
たとえば、
「小学2年生で、漢字がなかなか覚えられません」
「音読に時間がかかります」
「計算問題はできるのに、文章題では手が止まります」
「宿題を終えるのに毎日とても時間がかかります」
「学校では特に問題はないと言われていますが、家で見ていて気になります」
その程度で大丈夫です。
実際の学習の様子を見ないと分からないことも多くあります。
最初から原因を決めず、
今、どこで学習がつながりにくくなっているのか。
そこから整理します。
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