学校名が増えるほど、偏差値表だけでは決めにくくなります
愛知県内には多くの私立中学校があります。
男子校。
女子校。
共学校。
大学附属。
進学校。
学校によって教育内容も雰囲気も違います。
当然、入試問題も同じではありません。
偏差値は、学校を知るための資料の一つです。
しかし、
偏差値が高い学校ほど本人に合う。
偏差値が近ければ似た学校。
とは限りません。
学校説明会へ行ったあと、
本人は何を覚えているか。
どんな生徒を見ていたか。
どの授業に反応したか。
校風をどう感じたか。
自分が通う姿を想像できたか。
も確認します。
受験勉強を始める前から一校へ完全に固定する必要はありません。
小学5年生なら、いくつか候補を残しておくこともできます。
小学6年生になれば、過去問や入試日程、本人の希望を見ながら少しずつ絞ります。
田原から受けられることと、6年間通えることは別です
田原から名古屋方面の私立中学校を考える場合、入試当日に学校へ行けるだけでは足りません。
合格した場合には、そこへ6年間通うことになります。
確認したいのは、
自宅を何時に出るのか。
駅までどう移動するのか。
乗り換えは何回あるのか。
帰宅は何時になるのか。
部活動をした場合はどうなるのか。
帰宅後に宿題の時間を取れるのか。
睡眠時間を確保できるのか。
保護者の送迎はどこまで必要なのか。
といったことです。
説明会の日だけでは分かりにくい場合があります。
可能であれば、平日の登校に近い時間帯に一度実際の経路を動いてみると、学校選びの見え方が変わります。
田原から中学校を選ぶときは、
受験できる学校
ではなく、
合格したら本当に通いたい学校
を残していきます。
愛知県内の私立中学校を考えると、
「名古屋の塾へ通わないと難しいでしょうか」
というご相談もあります。
必ずしも、毎週の学習をすべて名古屋で行う必要があるとは限りません。
普段の四教科は現在の塾で進める。
必要な模試だけ受ける。
6年生になってから必要な学校別講座を検討する。
志望校の過去問だけ個別に補う。
という方法もあります。
一方、
現在の塾では志望校の受験者がほとんどいない。
学校別の過去問を十分に見てもらえない。
模試の選択が志望校と合っていない。
という場合には、外部の情報や講座を利用する意味があります。
重要なのは、
有名な塾へ移ることではなく、現在足りない役割を埋めること
です。
今の塾の宿題そのものが回らなくなっている場合は、中学受験塾についていけない子の家庭学習をご覧ください。
現在の塾・教材・志望校が合っているのか、一度第三者として整理したい場合は、中学受験のセカンドオピニオンでも確認できます。
中学受験では模試の偏差値や判定が気になります。
当然、現在地を見るための大切な資料です。
ただし、
A判定だから安心。
C判定だから志望校変更。
と数字だけで決めるものではありません。
答案を見ます。
算数なら、
取るべき問題を落としていないか。
難しい問題に時間を使いすぎていないか。
条件を図へ移せているか。
途中式が残っているか。
国語なら、
本文のどこを根拠にしたか。
選択肢を何となく選んでいないか。
記述で必要な要素を拾えているか。
理科・社会なら、
知らなかったのか。
覚えていたのに使えなかったのか。
資料を読み違えたのか。
を分けます。
判定より、
次の模試までに何を変えるか
を決めるために使います。
中学受験では算数が目立ちます。
難しい問題も多いため、
算数の問題集を増やす。
算数の講座を増やす。
家庭教師でも算数を追加する。
となりやすい教科です。
しかし、算数だけに時間を使えば、国語・理科・社会の復習時間は減ります。
第一志望と併願校の過去問を並べると、
共通して直せる部分。
学校ごとに変える部分。
が見えてきます。
算数では、
見たことのある問題かどうかだけを見ません。
初めて見る問題で、
何から始めたか。
条件へ線を引いたか。
図を書いたか。
比の基準を決めたか。
習った解法を使う前に、本当にその問題へ使えるか考えたか。
を見ます。
説明を聞けば分かるのに、自分では最初の一手が出ない場合は、問題量を増やすだけでは変わらないことがあります。
中学受験算数|答えではなく考えている途中を見る家庭教師
国語では、
文章を何となく読む。
選択肢を感覚で選ぶ。
記述を思ったことから書く。
という状態になっていないかを確認します。
設問は何を聞いているのか。
本文のどこが根拠なのか。
選択肢のどの言葉が本文とずれているのか。
記述には何を入れる必要があるのか。
を確認します。
中学受験国語|本文の根拠から読み直す家庭教師
理科・社会は、
「暗記科目だから直前でも何とかなる」
と後回しにすると、6年生後半に四教科が回らなくなることがあります。
知識を覚えるだけでなく、
グラフ。
表。
実験結果。
地図。
史料。
などから情報を読み取る問題もあります。
普段の教材で基礎知識を作り、過去問で志望校がその知識をどう使わせるのかを見ます。
過去問を始めると、
「何点取れました」
という話になりやすくなります。
もちろん合格最低点との比較は必要です。
ただ、それだけでは次の勉強が決まりません。
確認するのは、
どの大問から解いたか。
時間をどこへ使ったか。
基本問題を落としていないか。
途中式や書き込みは残っているか。
問題文の読み落としはないか。
学校特有の形式で止まっていないか。
第一志望と併願校で共通する弱点は何か。
です。
過去問で分かった弱点を、
普段の問題集へ戻します。
また過去問を解く。
さらに戻す。
この往復をします。
過去問を何年分終わらせたかより、
過去問から何を普段の勉強へ戻せたか
を重視します。
小学6年生で過去問・模試・志望校の整理に困っている場合は、中学受験の小学6年生|過去問・偏差値・志望校を立て直すもご覧ください。
併願校は「第一志望に落ちたときの学校」ではありません
愛知県内では、学校によって試験日が異なります。
そのため、複数校を受験できる場合があります。
2027年度についても、愛知県私学協会から私立中学校の入試日程がすでに公表されています。試験日・出願期間・発表日は学校ごとに異なります。
ただし、
日程が空いているから受ける。
偏差値が少し低いから受ける。
というだけでは併願校になりません。
合格したら本人が進学したいと思えるか。
保護者もその学校へ通わせたいと思えるか。
田原から6年間通えるか。
第一志望とは何が違うのか。
を確認します。
受験直前になって、
「ここに受かった場合、本当に行きますか」
という話を初めてするのは避けたいところです。
入試日程は年度によって変更されるため、最終的には各学校の最新募集要項を確認します。
小学5年生なら、まだ学校を一校に決めなくて構いません
小学5年生では、
学校選び。
四教科の土台。
今の塾の使い方。
を整えます。
この時期に重要なのは、
難しい学校別問題を大量に始めることより、
今習っている内容が数週間後にも自分で使えることです。
算数なら、
割合。
比。
速さ。
図形。
など、その後も繰り返し使う内容があります。
五年生で曖昧な単元が積み上がると、六年生になって過去問と通常授業を同時に回すのが苦しくなります。
中学受験の小学5年生|算数・宿題・家庭学習を立て直す
六年生になると、
通常授業。
塾の宿題。
模試。
学校別講座。
過去問。
併願校対策。
が重なります。
不安になるほど、講座や問題集を増やしたくなります。
しかし時間は増えません。
新しい講座を入れるなら、
何を減らすのか。
いつ解き直すのか。
本人が一人で考える時間をどこへ残すのか。
まで決めます。
第一志望対策だけを増やし、併願校や基礎問題を落とすことも避けます。
六年生では、
何をやるかと同じくらい、何を今はやらないか
が重要になります。
中学受験の小学6年生|過去問・偏差値・志望校を立て直す
受験が近づくほど、保護者の不安も大きくなります。
もう一冊必要ではないか。
名古屋の講座へ行った方がよいのではないか。
模試をもっと受けた方がよいのではないか。
家庭教師も増やした方がよいのではないか。
そう考えるのは自然です。
ただ、新しいものを入れる前に、
今持っている教材で何ができているか。
宿題は本当に身についているか。
解き直す時間があるか。
本人が一人で考える時間を残せているか。
を見ます。
家庭で勉強の話をするたびに言い争いになっている場合は、中学受験で親子喧嘩が増えたご家庭へもご覧ください。
田原から愛知県内の学校を考えると、海陽中等教育学校も候補に入る場合があります。
ただ、海陽はこのページの学校群とは分けて考えます。
理由は全寮制だからです。
入試問題だけではなく、
親元を離れて暮らす。
寮で生活する。
自分で時間を管理する。
困ったときに助けを求める。
長期休暇に家庭へ戻る。
という生活まで含めて考える必要があります。
海陽を具体的に検討している場合は、田原から海陽中等教育学校を考えるご家庭へへ進んでください。
関東・関西など、愛知県外の学校まで検討する場合には、
模試。
学校別情報。
遠征受験。
宿泊。
併願。
寮や転居。
など、さらに考えることが増えます。
「全国まで探せば、もっと合う学校があるかもしれない」
と学校探しだけを続けると、目の前の受験勉強が止まることもあります。
愛知県外まで広げる場合は、田原から全国の私立中学受験を考えるご家庭へで分けて整理します。
私立中に合格すると、受験勉強は終わります。
ただし学習は続きます。
中高一貫校では、
授業の進度が速い。
学校独自の教材を使う。
英語や数学の量が増える。
定期考査の範囲が広い。
ということがあります。
受験中ずっと、
親が予定を作る。
宿題を管理する。
分からない問題はすぐ誰かに聞く。
という状態だけで進むと、入学後に本人が困る場合があります。
受験勉強の中でも、
分からない場所を自分で見つける。
解説を聞いたあと一人でやり直す。
自分から質問する。
学習予定を少しずつ自分で管理する。
ことを増やします。
入学後の学習については、東三河の中高一貫校生向け学習サポートをご覧ください。
Thinking Studyが見るのは、学校名より先に子どもの手元です
東海中。
滝中。
南山中。
名古屋中。
愛知淑徳中。
同じ学校を目指しているからといって、同じ学習方法になるとは限りません。
算数で図が出ない子。
国語で本文の根拠を拾えない子。
理科・社会が後回しになっている子。
模試では取れるのに過去問では止まる子。
塾の宿題だけで一週間が終わる子。
正解していても、自分で説明できない子。
必要なところは違います。
指導歴30年以上の中で、愛知県内の私立中学校を受験するお子さまや、中高一貫校へ入学した後の学習も見てきました。
ただ、
過去にこの学校へ合格した子がこの教材を使ったから。
という理由だけで、次のお子さまへ同じ教材を使うことはしません。
現在の答案。
教材。
模試。
過去問。
実際に問題を解く途中。
そこから、今必要なものを考えます。
Thinking Studyの指導方針・指導内容
最初から第一志望が一校に決まっている必要はありません。
現在考えている学校。
本人が学校のどこに関心を持っているか。
今通っている塾。
現在のコース。
模試。
家庭学習。
田原からの通学条件。
を確認します。
候補校がまだ複数あっても構いません。
塾教材。
普段のノート。
模試。
過去問。
をご用意ください。
点数だけではなく、
問題を読む順番。
途中式。
書き込み。
時間の使い方。
手が止まった場所。
まで見ます。
現在の塾を続けるか。
何を家庭教師で補うか。
模試を何のために使うか。
第一志望と併願校に共通する学習は何か。
学校別対策をどの時期から入れるか。
講座を増やすなら何を減らすか。
ご家庭で判断できる形に整理します。
家庭教師をご検討中の場合は、お問い合わせ・初回相談から現在の状況をお知らせください。
入会を前提とせず、現在の塾・教材・答案・志望校を一度詳しく整理したい場合は、学習相談・セカンドオピニオンをご利用いただけます。
指導料金・学習相談料金を確認する
塾名だけでは判断できません。
現在のコース、教材、模試、志望校の過去問、お子さまの答案を見ます。
必要な準備がそろっていれば、そのまま続けられます。
一部分だけ足りない場合は、今の塾を残して補う方法もあります。
志望校と現在の学習環境によります。
毎週すべてを名古屋で学ぶ必要がない場合もあります。
普段の四教科は現在の塾で続け、模試・学校別講座・過去問など必要な部分だけ外部を利用する方法もあります。
志望校と、何を確かめたいのかによって変わります。
判定だけではなく、受験者層、問題、答案、失点の内容まで見ます。
模試を増やせばよいとは限りません。
東海中・滝中・南山中などを同時に考えても大丈夫ですか?
小学5年生など、まだ学校選びの途中なら複数校を残して構いません。
ただし六年生後半まで同じ優先順位で並べ続けるのではなく、本人の希望、過去問、通学、入試日程を確認しながら絞っていきます。
構いません。
ただし通学型の私立中学校と全寮制の海陽は、生活条件が大きく違います。
海陽については、田原から海陽中等教育学校を考えるご家庭へで別に整理してください。
田原から私立中学校を選ぶとき、
学校を増やす。
問題集を増やす。
講座を増やす。
ことが準備とは限りません。
今の塾で何ができているのか。
本人が何を一人で使えるのか。
志望校と何がずれているのか。
田原から本当に6年間通えるのか。
まず、ここを整理します。
そのうえで、
残すもの。
補うもの。
減らすもの。
学校別に変えるもの。
を決めます。
まだ志望校が一校に決まっていなくても構いません。
現在の教材や答案からご相談ください。
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